第1回北海道
2000年

9月3日「日」
今年で結婚40周年を迎えて北海道へ記念旅行に行く。

初めての北海道旅行。前日車の点検、荷物の確認と忙しい時間が過ぎ眠れない夜を明かす。

敦賀23時30分は発のフェリー。乗船手続きを1時間前に済ませて下さいと聞いて少し早く自宅を出る。

自宅を17時30分出発。京名和道〜京滋バイパス〜名神と乗り継ぎ米原から北陸道に入る。

名神で降り始めた雨が次第に強くなって来る。日本海を台風が通り過ぎたばかりで日本海は大分荒れ模様。

出航が遅れるかもしれないと言う電話がフェリー会社からお昼頃に入って来たので、

少し時間は早いが静ヶ岳サービスエリアに入り夕食をとる事にする、すると携帯の六甲おろしが鳴り響く、

出航するとフェリー会社からだった。向こうから入港して来る船が大分遅れるらしいので、

もう少し来るのを遅らせて下さいと言うことだった、遅れるのは辛抱出来るが、

欠航となれば大変だな〜と思う、ここまで来てしまったので取り会えず敦賀港まで行ってしまう。

食事を済ませて外に出ると、相変わらず雨は降っている、此処からはもう30分程で着く、

着くと未だ船は入港していないが乗船手続きだけを済ませにフェリーポートに行く.

大分遅れるが一応今の所は台風は過ぎたので出航の予定との事だった.

フェリー用の駐車場へ障害者は一番先頭に車を置き優先的に載せてくれるのだ。

休憩所に入って仮眠を取る。23時30分出航の時間だが未だ入港してない0時やっと入港して来た。

乗船は点検、掃除、積み込み、午前1時、やっとの思いで乗船案内、あぁ〜くたびれた。

午前1時30分出航、船室はツインで洗面所が付いていた、早速パジャマに着替えてやれやれの気がする、

着いたのが21時それから4時間30分待った事になる、出航時は海が荒れているので良く揺れる、

だが沖に出るとかえって揺れが少なくなる2時就寝、起床7時、まだ眠いが船内放送で起こされる。

食堂が開店だ!モーニングサービスは洋、と和、があるが、洋、にする。

今日は3食共ここで頂く事になる。昼は直ぐにくるが腹は減らない!ラーメンだけにする。

腹が空いていないせいか、それともスープが黒いせいか、あまり美味くない。

寝てばかりも芸がないので船内探索に出かける。

乗船した時から真っ赤なじゅうたん金ぴかのテスリが目立って綺麗に思っていた。

ここは4階で一等と二等寝台と食堂がある。

3階はフロント、大浴場「男女別」とトラック運転手用のベッドルームと二等船室がある、

ビデオシアターと特等スイートは5階にある。

4階食堂の奥にスポーツ室とデッキにはジャグジーバスがあった。

今夜20時30分小樽入港の予定だが遅れが気になる。

初めての宿で地図も分からないのであまり遅くなると大変だ。

宿にはフェリーの都合で21時を回るかもしれないと事前に連絡してあるが心配だ。

大分ピッチを上げているので1時間以内の遅れ位ですと夕食時アナウンスがあった。

聞いてやれやれと胸を撫で下ろす、下船時は一番先にご案内しますので早い目に,

準備しておいて下さいと言われて準備にかかる、30分遅れで入港するとアナウンスがあった.

9月4日「月」21時05分やっと待望の小樽に上陸する、一応地図を調べておいたが,

なにせ初めての地で夜の街は分かりにくい、が一発で探し当てた、バンザ〜イ!

フロントでチェックインを済ませてキーをもらい部屋に入るバリアフリーの部屋.

テスリの付いた風呂もあった、風呂に入ってさっぱりとしたところで明日の計画を立てる.

23時就寝、朝までぐっすりと眠る、8時起床疲れも取れてすっきりと目覚める、

朝食は食堂で弁当形式のセットになっている、生玉子、塩シャケ、納豆

ハムサラダ、のり、佃煮、味噌汁とコーヒーはお変わり自由が5000円の宿泊代は安い♪

我ながらいい宿を見つけたと思う。
9月5日「火」
今日から北海道のドライブ9時出発小樽ICから高速に上る札幌〜沼ノ端東でR235に入る、

新冠町、静内町と行けども行けども見渡す限り牧場ばかりだ。道の駅でトイレ休憩を取る。

今度は東静内から三石にかけては海岸にわかめが、一面に干してあるのが何キロも続いている、

さすがに昆布の産地だ、収穫した昆布を積んだ軽トラックが何台も見かけられる

前を走っていた車から大きな束の昆布が落ちた、一人では持ち上がらない様な束、

一寸貰っとこうと思うが叔父さんが慌てて引き返してきた。

浦河町を越えるともう様似町浦河はサラブレットの町で有名だ、少し山手へ上がって行くと

今夜の宿アポイ山荘がある、割りに早いチェックインだった。

此処もバリアフリーのハンディーキャップルームがある庭園の綺麗なホテルだ。
9月6日「水」
今日は昨日と打って変わって朝から雲いきが悪い、出る時ポツポツとしていた.

雨の多い所と聞いているが襟裳岬は大丈夫だろうか?心配だ.

ホテルから小一時間で行ける所にある,11時過ぎに着く.

風が凄い此処は何時も風速15m以上の風が吹いていると聞いた.

先ずは先端で記念写真を撮る上手く雨は止んでいる、

ジャンパーを着ていても寒い、昨日は半袖のティーシャツでも暑かったのに.

今日は長袖のシャツにジャンパーでも寒い、早々に引き上げて、風の館へ行く.

此処は風速の体験コーナーがある、11時半早い昼飯にえりも岬セストハウスにはいる

話に聞いていた海鮮ラーメンを頂く、ホタテ、えび、蟹と山盛りの具が入っている.

店を出て車に乗る、雨の降らない間にと急いで黄金道路を行く.

ここは岩石ばかりの山をトンネルで結んでいる、この困難な工事に使った費用が

道に金を敷き詰める位掛かった所から名付けられたと言い伝えられている、

黄金道路を少し行くと山間なので雨が強く降って来た、

しかしこんな所に良く道路ができたな〜と思うくらい険しい道だ.

黄金道路をこえたところでガソリンが底に近いが広尾町まで行かないとスタンドがない.

後4〜50kmだ,雨の中でガス欠は大変だ何とかスタンド迄は持った。

やっとの思い出見つけて満タンにする。豊似からR236で忠類の道の駅でトイレ休憩をとる。

丁度雨も上がって良かった。トイレをすましてジャガバターの串を買って車に乗り込む。

ジャガバターをほおばってると又雨が降って来た、それから35km程行くと旧幸福駅。

旧愛国駅があるが雨の為通過する。帯広迄15km程だ。

十勝川温泉迄は約20km帯広のだ。広い街を抜けて音更町に入り十勝川温泉に向かう.

音更町でホテルを探す内に雨も上がっていい感じだ。

ホテルに着き早速温泉に行く、此処の温泉は全国に数少ないモール温泉『植物性』だ。

色は飴色で漢方薬を煎じたような色合いをしている。

明日は日高越えで支笏湖へ行くので、地図を見てルートを検討して、就寝、
9月7日「木」
9時半出発、音更ICから高速に上がる終点の十勝清水IC迄は約30km、

出ると直ぐに左折れしてR274を日勝峠を越えて石勝樹海道路を行く、

日高町で道の駅でトイレ休憩を取る、夕張迄は約52km紅葉山で右折れして旧夕張炭鉱へ

先ずメロン城へ、いい所だがあまり見る所がない、炭鉱後地も本当に見る所が無い、

直ぐに引き返す事にする、紅葉山からR274を右へ、札幌方面へ、

途中左折れして千歳方面へ千歳の手前、インディアン水車サケのふるさと館へ立ち寄る。

水車を使ってさけの捕獲など珍しかった、14時30分支笏湖へ

今夜の泊りは休暇村支笏湖、今日も道に迷う事無く無事に支笏湖へ到着する。

林の中に立つ静かなホテルだった、建物は近年リニュアールして新しくなっていた。

ゆったりと温泉に浸かって疲れをとる。明日は積丹半島へ周ろうと思う下調べをして就寝。
9月8日「金」
9時出発支笏湖を半周して喜茂別町から京極ふきだし公園へ。

平日なのに朝早くから沢山の車が駐車している、そんなにここは有名なのか?地元の車が多い。

いい湧き水を地元の人達がポリタンクを手押し車に積んで自分の車迄何回も往復していた。

自分も2リッターのペットボトルに汲む、R276で岩内へ13時岩内の道の駅に着く。

ここの港近くにテント張りの安くて美味しい食堂が有ると聞いていたので行く。

たしかに食堂はあったがもうネタが少なく残りもん、見たい、だったので辞めた。

道の駅に戻り、インフォメーションで近くの美味しい寿司屋を聞いて行く。

14時30分岩内を出発神恵内からだんだんとトンネルが多くなり。

1時間半で神威岬へ到着、草原だが登りが多く、車椅子では無理だった。

次の積丹岬迄は直ぐだった、ここも車椅子では無理だった。

次の余市迄は約40kmの道程だ 積丹町は、うに、の町で知られている。

民宿が至る所に点在している、余市を右に、R5を小樽へ17時小樽到着。

これで今回の全ての行程は完了した、後はフェリーに乗るだけ、

時間が有るので新南樽市場へ土産を買いに行く、入って直ぐ左角の本間水産へ

タラバ蟹、毛かにを、うらの新保海産店で塩ウニを、1キロ詰めを買う、

夕食はマイカルへ駐車場も広いので安心だ、ここはホテルと

サティー「スーパー」、名店街、ブランド店、百均、色々の店舗がはいっている

一軒の寿司屋に入る、早速地の物をとボタンえび、ウニ、あわび、と食が進む、

たらふく食べた後みせをでる、名店街で「白い恋人」を買う、

23時30分小樽を後にする。






襟裳岬歌碑1

襟裳岬歌碑2

襟裳岬1

襟裳岬2

アポイ山荘

京極湧水公園

神威岬1

神威岬2

神威岬3

神威岬4





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